船橋三番瀬でホンビノス狩り
ホンビノス貝って何者?
北米原産の二枚貝、日本では1998年ごろから定着が始まった新参者の外来種と言ったところでしょうか。最近では長野県内のスーパーでも見かけることがあります。てっきり養殖されてるものだと思っていたのですが、無料の潮干狩りで採れると聞き大潮の干潮を狙って千葉県船橋市まで行って来ました。
AM11:26に8cmまで下がる!
これはかなり沖まで行けそうです。
一般的な潮干狩りのイメージは熊手でガシガシ掘るスタイルだと思いますが、かがんで腰が痛くなるのは避けたい!ので、水に浸りながら足で貝を探知するスタイルで攻めたいと思います。
ここで登場するのが地下足袋。貝殻から足を守ってくれるし、水が入っても歩きにくくなることがないうえに足裏の感覚はちゃんと掴める優れた道具です。
砂浜には貝殻もたくさん埋もれていて手探りだと殻なのか中身が入ってる貝なのか分かりにくいのに、足は生体にしか反応しないから不思議。ホンビノスだけじゃなく、シオフキガイも感知してしまうけど。。
ふなばし三番瀬海浜公園
入場料を払って撒かれたアサリを掘る有料潮干狩りエリアがありますがそこはスルー。公園の駐車場だけ利用させていただきます(1日500円)。問題は、潮干狩りシーズンだとすぐ満車になる点。この日の駐車場開場予定時間は7:00でしたが、7:30に到着した段階で1階は満車、2階も埋まりつつある感じでした。潮干狩りが始まる2時間前には満車になるのかも!?
潮干狩り開始2時間30分前の駐車場の状態。
有料エリアで楽しむひとはここでチケットを買うようです。
ホンビノスが目的の我々は無料エリアを目指して進みます。東京湾、日にもよるのだろうけど思ってたより全然綺麗でした。
通称、牡蠣島!?
干潟広い!
ガチ勢は腰や胸まで浸かりながら、時には波も受けるポイントで採ってたけど、そこまでして採る気はないので穏やかな場所でビノス狩り開始。90分くらいで満足のいく量が獲れて撤収!かかとで手探り(足探り?)するの凄く楽しかった。
たくさん採れたのでご近所さんにも配布(千葉の貝でも気にしないひと限定)
配布後でもこんなにたくさん手元に残りました。水洗いして念のための砂抜きと塩抜き。時間が経つと黒かった貝殻が白くなってくるのなんで??化学反応が起きてる!?
ホンビノス以外にもサルボウガイ、バカガイ、アサリ、マテ貝が採れて面白い。たくさんヒットするシオフキガイは砂抜きが面倒臭そうなのでリリース。
ホンビノス貝を食べよう!
大きいものは殻の長さ10cm。ネット上では大きいと身がゴムのようだと書かれているものもあったので恐る恐る網焼きで試食してみたところ、、、そんな硬くないじゃん!(貝柱は硬い)
食感を牛肉で例えるなら、アサリやハマグリが霜降り和牛、ホンビノスはアメリカンビーフですかね。程よい歯ごたえがあって美味しい。煮込んだりするとゴムのような硬さになると推測します。
と、言うわけで、煮込まない程度に、でもちゃんと中まで火は通す調理法でホンビノスをいただきます。
ホンビノス御膳の完成\(^o^)/
パエリアは貝を先にワインで蒸して貝を取り出し、汁だけ米と炊いて蒸らすときに貝を上に乗せて温める感じで。旬の菜の花との酒蒸しは汁まで美味しい。
ホンビノスのお吸い物は、貝1個でこの存在感!!
ホンビノスのペスカトーレも先に貝を蒸して貝は取り出し、完成間際にトマトソースと絡める方法で美味しいいただくことができました。
ありがとうホンビノス!
最後に交通費。
*高速代 往復8,000円
*ガソリン代5,000円
朝4時に家を出て、都内で軽い渋滞にハマって7時過ぎに海到着。干潮時間帯の気温15℃