的形(兵庫県姫路市)でマテ貝獲り
的形海水浴場
的形海水浴場は姫路にある遠浅の海。大阪湾や播磨灘では貝毒注意報が出るときがあります。そんな時は取った貝は食べられないし、お金を払う潮干狩り場では取った貝を没収されて貝毒の心配のないアサリと交換、なんてこともあるので自分で取った貝を持ち帰りたいひとは事前によく確認してから潮干狩りに出かけましょう。
2019年GWの的形海水浴場は貝毒の心配なし、取った貝はひとり1kgまで持ち帰りOKです。アサリは前日か早朝に撒いてると思うので、アサリ目的の場合は早い時間帯に行くのがいいのでしょう。
GW後半は大潮で絶好の潮干狩り日和。いつもより早い朝の8時からスタートされるようでした。
しかし!
9時半に満潮なので、泳ぎながら取ることになる!?小さな子供たちと砂浜をガシガシしたい時は干潮と潮位も確認しておきたいところですね。
マテ貝は干潟が出てこないと漁が出来ないのでこの日は夕方が本番、慌てて行くことはありません。梅田の100均で移植ゴテ、バケツ、ハチミツ入れ、粗塩を買って的形へ。本当ならねじり鎌やサラサラの塩が欲しいところなのですが都会のダイソーには置かれてませんでした。
阪神 的形駅から徒歩15分
梅田から阪神電車に約80分揺られて的形駅。的形駅から海までは徒歩15分。小さな子供連れなら大塩駅からのシャトルバスを利用したほうがいいかもしれません。荷物抱えて電車で潮干狩りに行くファミリーなんてほとんど居ないと思いますが。
車の場合、駐車料金は500円。
入場料は1,400円。
入場してしまえば海の家みたいな屋根付きのござ敷きに荷物も置けるし、テント持って来ればテントも張れるし潮干狩りも楽しめる料金です。(テント泊する場合は2日分の料金が必要)
13時、潮干狩り開始
干潮3時間前から潮干狩りスタート。まずは残りもののアサリを回収します。モモ辺りまで海水に浸かりながら足で砂を掘ってアサリを探ります。石や貝殻が混ざってないサラサラ砂のエリアで探るほうが効率よく取れました。
干潮1時間前からマテガイ獲りに転向。砂を掘ってるとアサリもヒット!いや、もうアサリは要らないんですけど(笑) 。楕円形のそれっぽい穴を見つけて塩をふりかけると、マテガイ初ヒット!
いいサイズが取れた。
穴に塩をふりかけるとニョロニョロ出てくるマテガイ。これを摘んで取り出す!コツを掴んでしまえば中毒性のある楽しさ。
満足したので16時終了!着替えて撤収。
昼間は足の踏み場もないくらいにテントびっしりでしたが、4時を過ぎるとガラガラになりました。ちなみにマテガイは干潮時間に干潟になる沖の網の近くで取りましたよ。
的形のローソンで冷凍ペットボトル飲料を買って保冷剤代わりにして、保冷バッグに貝を入れて持ち帰り。帰宅して水道水で洗ってから塩水に浸してひと晩砂抜き。
午後から行った割にはアサリもまぁまぁ取れたほうかな?ハマグリとバカガイも1個づつ取れました。
マテ貝を食べよう!
白身魚(今回はカナガシラ)を使ってマテ貝とアサリのアクアパッツァ。
スープに旨味がぎっしりウマ〜!マテ貝はムール貝みたいで美味しい。
翌日はマテ貝とアサリのバター蒸し&あさりの味噌汁。
あさりは味噌汁が一番美味しいかな?
おまけ。和歌山県のマテ貝スポット
前日は和歌山県のマテ貝スポットを偵察。道具も何も持って来てないのでホントに見るだけ。
マリーナシティの対岸に位置する浜の宮。橋の南側がマテ貝ポイント!?多くの人がガシガシしてましたがあまり取れてないようでした。
マリーナシティと和歌山ラーメンを楽しみましたよと。
まるでねぎラーメン。